インヴァスト証券のトライオートFXは、簡単にFXの自動売買ができる金融商品です。その中でもリターン(収益率)が高く、人気の通貨ペアがコアレンジャー豪ドル/ニュージードルとなっています。
投資実績は順調!
現在、私もコアレンジャー豪ドル/ニュージードルを運用していますが投資成績は順調です。
自動売買の稼働当初は含み損のほうが多くなるようですが、コアレンジ帯に為替があり、レンジをうろうろしていれば投資成績が良いという結果です。
スマホでも簡単に自動売買を設定できるので、挑戦したい人はぜひ。
投資成績が順調でも、やはり気になるのは今後の動きやリスクですよね。コアレンジャー豪ドル/ニュージードルのリスクや今後について考えてみました。
リスクは政策金利?!
豪ドルとニュージードルは、現在レンジ帯で安定しています。そのため、他の通貨ペアと比べても、投資成績が良いという結果になっています。
ここで、少し気になったのは、豪ドルとニュージードルの政策金利です。
現在、オーストラリア(豪ドル)の政策金利は、1.5%となっています。そして、ニュージーランド(NZドル)の政策金利は1.75%になっています。
オーストラリア1.5%
ニュージーランド1.75% (2018年9月現在)
現在は、ニュージーランドの政策金利のほうが高く推移しています。
AUD/NZDが高値で推移していたころの金利は?
豪ドル/ニュージードルが今のレンジ帯ではなく、高値で推移しているころもありました。かなり前になりますが、チャートの赤い線の囲いが高値で推移していた時期です。
ちなみに、コアレンジャーが稼働するレンジ帯は、右に表示されているオレンジの矢印を見ればわかると思います。
2012年ごろは高値で推移していますが、その時の政策金利は現在と違ってオーストラリアのほうがニュージーランドより高かったのです。
一例として2012年9月の両国の政策金利はどうだったのでしょうか?
オーストラリアが3.50%
ニュージーランドが2.50% (2012年9月)
豪ドルとニュージードルの政策金利が同水準になったのは、2013年8月あたりです。
政策金利が同じ水準の時期もありましたが、現在は、NZのほうが政策金利が高くなっています。
政策金利だけが為替に影響を与えるわけではありませんが、金利が良い通貨は買われる傾向にあります。
ですので、オーストラリアがもし利上げをすれば通貨のパワーバランスが崩れて、今のレンジ帯から外れてしまう可能性もあるんです。
政策金利とレンジに注意する
私は、コアレンジャー豪ドル/ニュージードルの一番のリスクは、政策金利の変動なのではないかと考えています。
自動売買は運用を開始すれば、資金管理くらいでほぼ何もすることがありません。
ですが、オーストラリアとニュージーランドの政策金利にくらい注目して、コアレンジャーを運用していきたいと思いました。
また、レンジを外れてしまえば含み損が増えてしまいます。レンジを外れるようなことがあれば、コアレンジャーの運用を停止させる予定です。
まとめ
コアレンジャーのリターンが良くても、過去の結果がよかっただけで今後についてはどうなるのかわかりません。
ですので、自分なりにどのような事態が起きればコアレンジャーの運用を停止させるのか考えてみました。
私は政策金利に注目してみましたが、他にもリスクはあります。でも資金の管理や、ある程度の知識をつけることで、上手に運用できるのではないかと考えています。
今は順調なコアレンジャー豪ドル/ニュージードルですが、投資なので慎重に取り組んでいます。
いろんなリスクを想定しながら、自動売買をうまく利用していきたいな。