私はロフト付きの賃貸住宅に2度住んだことがあります。別にロフト大好き!ってわけじゃないんですけど、たまたまロフト付きの賃貸を選ぶことが多かったんです。
今思うと天井が高いロフト付き賃貸住宅は、部屋が広く見えるため意識的に選んでしまってたみたい。
でもね、ロフト付き賃貸住宅にもメリット、デメリットがもちろんあるんですよ。ということで、ロフト付き賃貸住宅の良いところ、悪いところについて考察していくぞ。なんとなくデメリットから紹介します。
夏のロフトは暑すぎる!
エアコンの冷気は下にたまるのですが、ロフトには全然行き渡りません。ロフトにこもった熱気は相当なもので、夏は結構暑い。
1度目の賃貸住宅は、ベッドのような小さいロフトがついていたのでそこを寝室にしていました。2度目のロフト付き賃貸住宅は、荷物を置くための広いロフトがある家に住んでました。
荷物を収納するロフトは天井近くの高い位置にあったのですが、高い位置にロフトがあればあるほど、ロフト空間は暑い!
よく、天井の高いロッジとか山小屋風の家って、天井にファンが回っていますよね。あれはシーリングファンといって、空気をかき混ぜるためにあります。
↓こういうおしゃれなやつ
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あまり日本のお家にシーリングファンをつけている人はいなさそうですが、あの道具は本当に必要なんだとロフト付き物件に住んでみて納得しました。
天井が高いと熱がこもりやすいし、あのファンが必要なんですね。ロフトのせいで、エアコンの効きが悪くって真夏はちょっとしんどい思いをしました。
ちなみに扇風機を設置して、空気をかき混ぜれば暑さ対策になるよ。冷暖房効率を上げられるからいいかも。
ロフトの階段に洋服をかけてしまう
ロフトの階段って本当に洋服がかけやすいんですよ。帰ってきたらすぐジーンズとか、冬のコートとかとりあえず掛けてしまうんです。
ロフトのおかげで部屋が広く見えるんですが、階段に洋服をかけてしまったらインテリアも台無しですよね。
でも本当に洋服が掛けやすいから困っちゃいます。階段の滑り止めで洋服も雪崩れてこないし、洋服を一時掛けるためにあるのかってくらい掛けやすいんです。
って、これは整理整頓上手な人には全く問題ない項目ですね( ゚Д゚)
私のようなずぼらさんは、部屋が散らかってしまう可能性があるのでロフトの階段には要注意です。
荷物が増えて引っ越ししたくなくなる
「とりあえずロフトに上げておこう」という言葉を良く発するようになりました。こうなったら、荷物が増えてきた証拠です。
ロフトがあると荷物が増えやすいんですが、目の前から荷物がなくなるので問題を先送りしちゃって整理整頓が進みません。そして、物が多いと、荷造りが大変になるので引っ越ししたくなくなってしまします。
賃貸の利点は、生活環境を変えやすいというところにあります。
なのに、引っ越しをためらってしまっては賃貸住宅の良いところが台無しになってしまいます。
ロフトにはほとんど登らない
ロフトを収納として活用している場合、なかなかロフトに登らなくなります。暑かったり暗かったり、はしごに登るのが面倒だったりで、普段はあまり利用しないスペースです。
ロフトをベッド代わりにしている場合でも、酔って帰ってきたらはしごに登るのが億劫に感じてソファーで寝てしまったりすることもあります。
はしごを登るという作業がちょっと大変に思えて、私の場合はロフトを活用しています!とは言いにくい状態でした。
メリットは荷物がたくさん収納できる
ここからはメリットになりますが、やっぱり収納スペースが多いのはロフト付き賃貸住宅の良いところです。
賃貸だと収納スペースがあまりないこともあります。部屋についているクローゼットは洋服でいっぱいになってしまいますよね。
だから、趣味の道具が多い人などはロフトがあれば便利かも。
釣り道具だったり、ゴルフバッグだったり、そういう趣味の毎日使わないものは、ロフトに入れておけば同居している人にも迷惑を掛けにくいです。
片づけた気になれる
ロフトに上げると、目の前から物が消えてしまいます。だから、いつも部屋がすっきり片づいて見えるんです。整理整頓が苦手な人にとっては、荷物をロフトに上げるだけで部屋が片づいて見えるんだからラッキーですよね。
ただ、だからこそ荷物が増えてしまうというジレンマもあり一長一短ですね。
小さい子どもがいる家庭なら、とりあえず触ったら危ないものをロフトに上げておくこともできるし、使い方によってはとっても便利です。
まとめ
ロフトは、趣味が多い人や子どもが小さい人にとっては良い空間だと思います。だけど、荷物が増えてしまったり、エアコンが効きにくいというデメリットもあります。
賃貸だけではなく、お家を購入するときにロフトがあるという人も、どうロフトを活用するか決めておくといいかも。
ルールや置くものを決めずになんでもロフトに上げてしまうと、何があるのか分からなくなって荷物が多い掃除が難しい家になってしまいます。