自分を大切にする具体的な方法!安心して楽しく暮らそう。

 仕事で辛い思いをしたとき、自己嫌悪に陥ったとき、どうやったら自分が生きやすくなるのか本当に悩んでいました。

すごく悩んだ結果、精神的に弱いところや、できないことを責めるのではなく、自分を大切にすれば楽しく暮らしていけるのではないかと考えるようになりました。

安心して楽しく暮らしていくために、私がやっている自分を大切にする具体的な考え方や方法を書き出してみます。

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失敗が続くと自分を大切にできなくなる

学校や会社で嫌なことがあったり、失敗が続くと、どうしても自分を責めてしまうことがあります。

 

失敗する→自分を責める→自分に自信がなくなったり嫌いになる

 

 自信がなくなると仕事に失敗しやすくなったり、びくびくした態度から、できない人とレッテルを張られることもあります。そんなこんなで自己嫌悪に陥って、自分を大切にできなくなってしまう。

 

自分を責めることが多い人は、こんな負のスパイラルから抜け出す必要があります。

 

仕事で評価されなくても、失敗しても、何か他人に言われたとしても気にすることはないんです。

 

その評価も仕事の失敗も他人の意見も、自分に必要のないものかもしれないからです。

 

人の言うことや失敗をいちいち気にしないといっても、そう考えるのはなかなか難しいんですよね。

 

過去には認知行動療法の本を読んだり、マイナス思考を治そうとしました。マイナスな思考を正すには、いろんなアプローチがあります。

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 人は同じ体験をしても、プラス思考で考えられる人とそうじゃない人がいます。認知行動療法は、マイナス思考に偏ってしまっている考え方を、バランスのとれた思考へと変える練習です。

 

でも、認知のゆがみを丁寧に正す作業は、自分のつらい記憶を呼び覚ますことにもなり、あまり続けることができませんでした。私の性格がずぼらだから、続かなかったのかも。

 

だから、私の場合は発想を転換することにしました。

無条件に自分を大切にしたい

自分を無条件に大事にするっていうのはとっても大切なことで、楽しく暮らしていくために必要なことだと考えるようになりました。

 

自分を大切にできると自信も湧いてくるし、いろんなことにチャレンジできます。

 

自分を大切にして自信が出れば、楽観的になります。何かあっても自分で解決できると思うようになれば、不安なことも減っていき、依存心がなくなり、安心して毎日楽しく暮らせるようになります。

 

だからまずは、自分を責めてしまう原因を取り除こうと思いました。

人の評価はあてにならない

私が自分を大切にできない原因は、人の評価をとても気にしてしまうからでした。

 

でも、世の中SNSでボッコボコに叩かれていても、全然平気そうに自分の好きなことをして生きてる人がいます。

 

私にとってそれは衝撃でした。

 

えーーー、あの人あんなひどいことを言われてるのにあんまり落ち込んでないってびっくりしました。

 

人の評価に一喜一憂しない人は、自分の価値を自分でちゃんと認めているからです。

 

私は、他人の評価に過剰反応して、すぐ落ち込んでしまっていたんです。

 

でも、叩かれやすい人=悪い人とは限らないですよね。

 

それよりも、人の評価って適当だなって思ったんです。嫉妬や妬みが入っているときもあるし、ストレスから八つ当たりしていることもある。

 

ときどき、平気でひどい言葉を投げかけてくる、失礼な人もいますよね。

 

そう考えると、他人の評価にいちいちダメージを食らっていた自分が悔しくなりました。

 

流動的な他人の評価で、自分を嫌いになるなんてすんごくもったいないことだなって。

 

人間関係って、利害関係が少なくとも発生しています。

 

誰かの得になれば、愛されたり褒められたりする事もある。

 

自慢の子どもだから愛されるとか、美人だから一緒にいるとか、優しくていつも味方でいてくれるから友達になるとか。

 

だから、他人の流動的な評価を気にせずに、自分の好きなところを見つけてください。

 

恋人や夫すらどうでもいい

若いころは大事にしてくれる恋人ができたら、「こんな私でも愛されるんだ」なんて思って自信を持ったこともありました。

 

でも、そんなことに自信を持つのも、恋人がいないことを気に病むのも、もうそんなのどうでもいいんです。

 

人に愛されてるから自信を持つっていうのは、自分の評価を他人に任せてしまっています。

 

夫や恋人に愛されるのはすばらしいけど、自分の評価に他人の好みを入れてもいいことなんてないです。

 

誰かに愛されてることで自信を持つと、その人に嫌われたときに自信がなくなっちゃいます。

 

比べるときは過去の自分と

人と比べて劣等感を持つことが良くありました。自暴自棄になって、何もする気が起きなくなることも結構あります。

  

でも、一生懸命に何かに取り組んでいるのなら、自分をほめましょう。

比べるなら過去の自分と比べて、どんな変化があったのかしっかり向き合う。そうすると、意外と自分も進歩してたりします。

 

でも、一生懸命取り組めなくても、それはそれでいいんです。自分がいいと思ったら、それでいいんです。

 

自分でなんでも決めるのがいい

職場にうまく馴染めなかったり、学校生活にうまく順応できないといっても、ダメな人間じゃないと思う。

 

例えば、昔学校に通っているときに、教科書を学校に置いておくのはダメというルールがありました。でも、忘れ物が多くて、毎回、何かの教科書を忘れて勉強に取り組めないとしますよね。

 

チェックリストを用意して、忘れ物を減らすことができればいいんだけど努力しても、もしできなかったなら、他の方法が許されるところで勉強に取り組めばいいんだと思います。

 

タブレットを導入していて、毎回教科書を出し入れする必要のない学校に転校できればいい。

 

転校することができなくて環境が変えられなかったら、自分は教科書の忘れ物が多いと自己嫌悪に陥ってしまうかもしれない。でも、そのルール自体が意味のあるものかわからないよね。

 

だって、毎回重い教科書を持って学校に行くのは、肩こりの原因にもなるし子どもの負担になっている。

 

今の社会に自分が順応できないからといって、自分を嫌いになってしまうのはもったいないです。

 

それに、いろんな生き方の人が世の中にいます。

 

今いる自分の狭い世界の評価とかルールとか、そういうものがほんとうに窮屈で苦しいのなら、そんな世界から抜け出てもいいんですよね。

 

自分で自分に合う場所がどこかしっかり考えて、どう生きたいか決めると楽になります。

時代や場所によって評価は変わる

人の評価なんて流動的で適当だし、相手に利があれば、褒められたり必要とされたりするって客観的に思えるようになりました。

 

他にも、人の評価って時代や場所によって変わることがあります。

 

さっきの教科書の話のように、忘れ物が多い多動傾向の人は、狩猟が得意だったのではないかという研究結果もあるそうです。

 

集中力が続かなくても行動力があったり、新しい刺激を求めて行動できたり。そういった特性は、石器時代の狩猟民族であれば成功者だったのかもしれない。

 

時代が違えば、今はマイナスに見えてる個人の特性でも、得だったりするんですよね。

 

心配性で慎重で悩みやすい人も、進化の過程では必要な性格でした。心配性の人のほうが、けがや事故が少なく、生き残る可能性も高いですから。

 

自分を好きになれば一番快適

社会に馴染めない性格も、場所や環境が違えば馴染めるかもしれません。石器時代まで遡らなくても、仕事を変えれば自分の評価が変わることもよくありました。

 

でも、他人と比べて劣等感を持っていると、自分を大好きになることが出来ません。

 

自分の人間性を好きになると、思考がまっすぐ整ってきます。仕事の能力とか学業じゃなくて人間性のところです。

 

自分の好きなところがたくさんあれば、他人の評価を気にしすぎず、自分らしく楽しく暮らす方法を考えられるようになります。

 

だから、すごく落ち込んだり調子が悪いときは、人の評価に晒されるのを避けて自分を大事にできる環境を作るようにしています。

 

環境は結構変えやすい

自分の今いる環境で自分を大切にできていないのなら、環境を変えることも大切です。環境を変えるのは難しいと考えていても、意外といろんな手段や方法があります。

 

移住だったり、部署の異動や転職、ネットでの情報を駆使するとか、本を読んで心のあり方を変えるとか。

 

自分を一番大切にできるのは、自分自身です。

 

自分が自分の一番の理解者だし、流動的な人の意見や常識を気にせずに自分を守るように努力したい!

 

そう思えると、どんどん自分を大切にできるようになってきました。

まとめ

他人から見て良い人やできる人になろうとすると、自分のことを後回しにしてしまいます。

 

自分で決めたルールやしがらみにこだわっていると、自分を大切にできずに辛い仕事や環境に耐えすぎてしまうこともあります。

 

人の評価はあてにならないし、環境や場所が変われば自分の特性は受け入れらたりするとを知っておくこと。

 

そして、人の評価を自分の自信のよりどころにするのではなく、自分の人間性を好きになろう。

 

他人から見た自分ではなくて、ありのままの自分を受け入れる。そして自分のいろんな側面を愛せるように柔軟性のある考え方をしよう。

 

そうすると無条件に自分を大切にできると思います。