ちびまる子ちゃんというさくらももこさんが描いている漫画は、小学生のころよく読んでました。
そんな国民的アニメでもあるちびまる子ちゃんのスピンオフ、「ちびしかくちゃん」が私の心をざわつかせています。
みんな、ちびまるこちゃんに異変が起きてるよ!
ちびしかくちゃんってなんだ?!
ちびしかくちゃんは、パクリ漫画では決してありません。さくらももこさんが描いている正真正銘のスピンオフ?新生漫画なんです!!
書店で並んでたちびしかくちゃんは、私にとって衝撃でした。まず、見た目ですが顔が四角いんですよ。丸くない。
まるちゃんは丸顔なのに、ちびしかくちゃんは、えらが張ってるレベルではなくて四角い顔をしてるんです。
大人になったまる子とかではなくて、おそらく当時と同じ年齢設定で、登場人物も同じなんですが、キャラが全然違う!
なんかイライラしてるんです。暴言多め!
気になる第1話は集英社グランドジャンプの公式サイトで試し読みすることができます。
ちびまる子ちゃんの思い出
他の少女漫画と違って、主人公まる子の等身大な感じがとっても大好きな作品です。
同級生の面々も、なんともリアルでクセがあり、くすっと笑ってしまいます。
ちびまる子ちゃんのお父さんは、おならで布団を温めたり百点の父親ではありません。そんなところも斬新でした。
漫画に出てくるお父さんって、ジャズ聞いたりして無駄にかっこいいじゃないですか?でもうちの父親はそんなんじゃなかったので、小学生の私は少女漫画を読んで困惑していました。
他の家の父親はみんなジャスとか聞いて、おならなんてしないんじゃないかと。おばあちゃんやおじいちゃんと同居設定の少女漫画の主人公も少ないですしね。
だから、憧れたのはセーラームーンだけど、私の内面に影響を与えていたのはちびまる子ちゃんの方です。
あのどこか冷めたちびまる子ちゃんの視点、共感してしまうんですよね。
あたしゃとかいう、おばあちゃん子やおじいちゃん子でさえなかなか口にしない、大人びた口調のちびまる子ちゃんは、当時からすでに毒舌なところもありました。
野口さんとか永沢君とか、ちょっとひねくれてて意地悪なところが実に生々しい人間っぽい感じだし。
はまじみたいな人、クラスに一人絶対いましたよね。
ちょっと話それちゃうけど、みぎわさんって大人になると化粧上手くなって、美人になりそうだよね。
大人になってから読み直すと、新しく発見することも多いかも。
そんなちびまる子ちゃんが好きで、さくらももこさんのエッセイもよく読んでいました。
漫画だけじゃなく、さくらももこさんのエッセイも大ベストセラーになりましたよね。すらすら読めてしまう文章で、心の中にスッっと入っていく、そんな不思議な作品でした。
作者の人柄に、ハマっていたのかも。
ちょっと読むのが怖い自分がいる
ちびまる子ちゃんが大好きだった私は、この新生ちびまる子ちゃんを読むのがちょっと怖いんです。
シティーハンターのスピンオフであるエンジェルハートも読めないんですよね。そういう人いますか?
ちなみにコンビニに並んでいる新商品の珍しいジュースも試せません。
好きだった漫画ほど、変わってしまってたら嫌で読めないんですよ。でも非常に気になる作品です。
ちびしかくちゃん。
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ちびしかくちゃん 1 (りぼんマスコットコミックス) [ さくら ももこ ] 価格:486円 |
この表紙見覚えあるー。あえて紙で読むと懐かしさが炸裂するかも。
表紙のまるちゃん、なんか疲れてるね。
世代の人はぜひ読んでみてください。
ちびしかくちゃんのおかげで、ちびまる子ちゃん、読み直したくなりました!