サラリーマンの接待ゴルフが当然だったのは、今や昔。仕事とプライベートを別にする人も増えています。一度[夫 ゴルフ]とネットで検索してみて下さい。一緒に出てくるのは ゴルフ代 育児 三昧 離婚 女 という物騒な文字ばかり並んでいます。趣味だからあまりとやかく言いたくないけれど、悩んでいる方は多い様子。夫にゴルフが必要なのかを今回ゆっくり考えてみました。
ゴルフを楽しむにはお金がかかる
服装について
ゴルフ用品というのは中古でもなかなかの値段がします。クラブ1本2万円は当然という感じです。更にゴルフにはドレスコードがあります。ジャケットやゴルフウェアや靴、帽子などは普段着ではなかなか代用できないため、新たに購入する必要があります。
練習とホールについて
サラリーマンの休みである土日にゴルフ場を回る場合、だいたい15000~20000円の予算が必要です。また周りの人と一緒に回るので、ある程度ゴルフがうまくなければ迷惑がかかることになります。そのため、普段から打ちっぱなしなどで練習をする必要があります。これも打つ球の数や設備によりますが、1回だいたい3000円はかかるでしょう。
車が必須
ゴルフ場は郊外にあることが多く、また重たいゴルフクラブを持ち歩かなければなりません。目上の人をゴルフ場まで送り迎えなんていう状況も多々あるので、車を持っていることは必須となります。高速を利用することもありますので、その料金も更にかかってきます。
ゴルフクラブは結構場所をとる
お金の問題もありますが、ゴルフクラブを置くスペースで揉めることもあります。玄関に大きなシューズルームがある方はいいですが、賃貸の場合はクローゼットなどに入れることになるでしょう。
ゴルフは拘束時間が長い
ゴルフは朝5時前に出て、帰ってくるのが夜の7時過ぎなんていうことはよくあります。ゴルフ場は郊外にあることも多いので、ゴルフ場まで行くのに時間がかかります。お昼ご飯もゴルフ場で取り、一人ひとりのプレーを待ちながらゆっくり回るので、出掛けたら丸1日帰ってこないと考えておいたほうがいいでしょう。このため、育児をしている女性は休みの日まで子供の面倒も見ずに丸1日いなくなってしまう夫についてよく思わない人が多くケンカの原因となってしまいます。
浮気を隠すためによく使われる
ゴルフの拘束時間が長いことから、浮気相手の女性と出かける際の口実やアリバイとして使われることが多いようです。電話が繋がらなくても、山奥で電波が悪かったなんていう言い訳を使えるために、ゴルフに行ってくると嘘をついて出かけている男性も多いとか。
ここまでだいぶデメリットを書いてきましたが、メリットもあります。
取締役に名前を覚えてもらえる
社内のゴルフコンペでは、普段会えないような役職の方も参加します。その際、一緒に回るようなことがあれば名前を覚えてもらうことができます。ゴルフに対しても熱心な姿勢を見せていると人間性を気に入ってもらえる場合があります。
年齢を重ねてもできるスポーツ
ゴルフは高齢になってもできるスポーツです。また、仕事でも使われることがあるので一生の趣味にすることができます。集中力も養われるので、老後、趣味もなく家でじっとされるよりよいのかもしれません。
商談の代わりに使われることもある
共に汗を流しながら、会話もできるスポーツは限られています。あまりに激しいスポーツであれば、会話は楽しめません。また、マナーのスポーツとも言われるゴルフでは、その人の人間性や気配りが垣間見えます。そのため、商談に使われることも多々あります。
ゴルフは長時間家を空けたり、お金がかかるので家族の理解が必要なスポーツだと思います。ですが、仕事上でのメリットは結構あるようです。一度始めたら、毎年誘われるのは必至ですので覚悟が必要です。
ゴルフ場でのマナーとともに、共同生活のマナーも守って趣味と仕事を両立してもらいたいものです。