沈黙が苦手だからといっておしゃべりすると逆効果?気疲れしない方法!

沈黙が苦手な人っていませんか?私です。

相手がつまらないのかなと思って、楽しませようとしてしまいます。

若い時は何の疑いもなくそんなことをしていたのですが、最近その行為が私自身のためにも、周りのためにもなっていないことに気づき愕然としています。

サービス精神の現れ

私がおしゃべりするのは、人を楽しませようと考えての行動でした。

寂しがり屋なので、嫌われたくないという気持ちもあるのですが、相手にとても気を使ってしまいます。遊んで帰ってきたらすごく気疲れしていて、ぐったりするほどです。

ご飯を食べていて沈黙が続くと、こないだ私ね〜とか言い出して、自分の失敗した話や得した話などなんでも話していました。

他にも気を使ってしまう性格で、自分の行きたいところや、やりたいことは素直に言えず、相手に合わせてしまったり、とにかく自分の好きなことを話せておらず、相手のためにといっぱい話していたのです。

おしゃべりによって相手は喜んだのか?

いろんなことを話すことで、面白いねと言ってくれた人もいます。

でも、あまりお節介しないでと言われたこともありました。

相手の良いところを褒めたら、「本心じゃないでしょ」とか「いつもあなたは悪いことは言わないから」と言われてしまうこともありました。

他にも、子持ちの目上の人に会いに行って、共通の話題を頑張って探して、子供も大人も楽しめるような映画の話をした時のことです。最初は「あれ家でも見てるよ」と言われ会話が盛り上がりそうで私はすごく満足していたのですが、最終的には「あなたには時間があっていいわね」と言われてしまい、なんだか変な空気になってしまいました。

 

これらの経験で気づいたこと

  • 人と会うのがなんだか疲れる
  • 気を使っている割に相手に届かない時もある
  • あまりしゃべらない人の方が好印象を持たれているときもある

 

私の夫はあまり話しません。

それでも、得をしていることがあるのです。相手から思慮深いと思われていたり、話の主導権を握っていたりします。結婚して二人一緒に誰かと会った時に、それに気づいてびっくりしました。

私の今までの思い込みって何だったんだろうと(にこやかにたくさん話すのが良いという思い込み)、とても悲しくなりました。

気を使って話をしていることで、私自身は人付き合いをあんまり楽しめていないという現状がありました。それが伝わっているのかもしれないですね。相手のいいところを言っても、八方美人に見えるのか伝わらない時もあります。ちゃんと本当にすごいなと思ったことしか話してないのに、いつもニコニコしてるから本心だと思われてないのかもしれません。

私自身もおしゃべりをすればするほど、言ってしまったことをグチグチと悩んでしまうこともあって、私ってなんて馬鹿なんだろうと、もっと自由に生きたいなと思いました。

 

おしゃべりでマイナスなこともある

初対面の人には気を使って色々と話してしまうのですが、それってある意味、弱みをペラペラと話していることにもなっています。そういえば、小さいときですが「あの子あんなこと言ってたよ 変なの」といじめられたことあったなあと思い出しました。小さいときから全然学んでませんね。相手の気持ちや人柄を見ないで色々と話した結果だと思います。あまり会話をしなくても、ここぞというときに笑顔を見せれる人の方が、色々と相手に良い印象を与えることもあるみたいです。海外旅行に行って思ったことは、私みたいにへらへらしている人いない!ということでした。小さいときは笑顔がいいねと褒められたんですけど、大人になって笑顔が多いと、誤解されることも多いです。相手も強く出やすいし、ひどいことを言われても笑ってごまかしていると、もっと辛い言葉を言ってくる人もいます。

相手の話を聞く方が、エネルギーを使わないということもあります。話を聞いてくれてありがとうとまで言われるので、無言で話を聞く方が相手のためになっていることもあります。

私が気を使って構えるから、相手の人も気構えるのかもしれません。受け取り方はそれぞれなので、自然体でもいいのかなと思えてきました。

気疲れを改善する方法は?

もうこれはずばり、相手に気を使わないように努力するしかありません。

一人でも平気なんだと強い心をもって、自分を大切に思うこと。それが一番大切なんだと思います。私は今まで、私は相手に気を使っているし、優しくもしているのにどうして私には同じようにしてもらえないのだろう。私ばっかり損しているのではないかと悩んでいたこともありました。今でも時々そう思います。でも、高尚な人間関係の理想を掲げたって相手は返してくれません。むしろ、うっとおしく思われるかもしれない。

今はなんだかあほらしく思えてきました。だって全然相手に伝わってないんだし、夫のような人種もいるということがわかってしまったからです。

相手のことを尊重する気持ちは持ちつつも、自分も尊重されるべき人間なんだということを常に頭に置いておかなければなりませんね。向うから望まれてもいないのに、自分を尊重していなかったなんて!と思ったら自分も変わらないといけないなと強く思います。

人に好かれるのがすべてではない

どうしても必要な人間関係って、立場によってありますけれど自分を偽ってまで頑張る必要がどこにあるのか冷静に考えた方がいいです。もちろん、それで物事が円滑に進むならいいですが、損ばかりしていると思うならやめた方がいいと思います。日本では自分らしく生きるなんてかなり難しいことかもしれませんが、相手のためにと色々気を揉んでも伝わらない感性の人はたくさんいるし、伝わらない人=私と話の合わない人です。衝突を避けようと良い子でいても、意地悪を言われるときは言われるし人の言ってることは気にしないというのが一番ですね。たくさんの人に好かれるのが人生のすべてではないです。自分の価値は自分で見つけたい。